とも姐の神戸散歩

古澤家住宅

公開 : 2020/12/6

古澤家住宅

大正時代末期、現在の芦屋市と神戸市の市境付近にロシア革命を追われたロシア人らによって13棟の洋館が建てられました。いつの頃からか、この地域は「深江文化村」と呼ばれるようになり、国内外の著名な音楽家らが集ってきました。

当時の建物は現在2棟しかなく、古澤家住宅はそのうちの1棟。1925年竣工で、国の登録有形文化財ですが、現在も個人の住居として使われています。

※ちなみにもう1棟は冨永家住宅。こちらも訪れています。

古澤家住宅 古澤家住宅

ロシア人建築家・ラディンスキーの設計。鋭角な屋根は雪深いロシアへの望郷の思いを込めたものでしょうか。

古澤家住宅

「深江文化村」は、いわゆる「阪神間モダニズム」の拠点のひとつとなり、この古澤家住宅は、当時の面影を残す建物です。

※参考サイト:文化遺産オンライン「古澤家住宅主屋」
※参考サイト:文化遺産オンライン「古澤家住宅附属屋」

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