公開 : 2022/9/4
白い壁に緑の枠組み。築1世紀以上とは思えない鮮やかな洋館・旧サッスーン邸(1892年竣工)。現在は結婚式場として利用されています。
サッスーン邸は板を横に渡した壁、大きな窓やベランダを備えた、典型的なコロニアル様式の建物です。
1985年までユダヤ系シリア人のサッスーン家が所有していました。サッスーン家の源流はアヘン戦争で急成長した財閥だと言われています。
日本では1905年頃に神戸の旧居留地、現在の大丸の南あたりでサッスーン商会を開業するものの、旧居留地を転々とし、一時は現存する十五番館にも事務所を構えたこともあるとか。その後、北野町のこの地に長らく拠点を構えたそう。
一般公開はされていませんが、ここで結婚式を挙げる人はもちろんのこと、結婚式を検討している人も見学ができるそうです。
※公式サイト:神戸北野サッスーン邸
旧サッスーン邸の前の通りにあったユニークな建物。何かのお店なんでしょう?