公開 : 2022/1/9
高取神社・奥の宮からの絶景。この鳥居は神戸市街地を眼下に一望することから天空の鳥居と呼ばれています。
当然のことながら、ここまで来るのは大変なのです。
実は天空の鳥居がある奥の宮よりも、さらに上があるのです。ここが約300の神が集う神聖な高取山の頂上。石碑にいろんな神様の名前が彫られています。
植え込みの奥に山頂を示すポールがありました。標高は328m
では、山頂までの道のりを山のふもとからたどってみましょう!
バス道から歩いてきて最初の分かれ道に立つ鳥居。額には「正一位 高取大明神」とありますが、拝殿はありません。
どちらの道へ行っても高取神社へ行けますが、左側が山道、右側が舗装された道になっています。今回は行きは右側から入り、帰りは左側の道で帰ってきましたが、山道コースは足を滑らしたら崖下へ…という道もあるのでおすすめできません。
右の舗装されてるコースも、坂道と階段がひたすら続くので脚力を試されます。
高取大明神の狛犬がユーモラスです。奥には狐もいました。
高取山には300柱以上の神様が集います。これは江戸時代、地元の人たちが信仰の山として崇め、こぞって祠を建てたことが起源とされています。現在も高取神社の参道にはいくつかの神社が遺されています。
妙見大菩薩の額がかかった鳥居。
妙見菩薩は仏教上の神ですが、江戸時代には神道にも取り入れられたそうなので、高取山信仰が始まった時期と一致しますね。
無格社天照皇太神社。
ここはアマテラスを祀ってるのかな。祠の周りにはいろんな神様の名前が彫られた石碑が取り囲んでいます。
無格社天照皇太神社の拝殿。外からはわからないのですが、掃除道具置き場になってました😓
大杉大善神などを祀った神社。左側の鳥居が壊れてたままで放置されてます。
荒れ放題の赤鳥居。立ち入り禁止です。山の上に行くほど神社が廃れてるように思うのは私だけでしょうか?
白川大明神を祀る神社。高取神社の参道にある神社にしては、綺麗に管理されてる神社です。ちなみにこの神社の住所は「長田区長者町」。なんだかご利益がありそう。
いよいよ、高取神社の神域に入ります。
ちなみに、ここまでくるのに、最寄りのバス停(市バス11系統「高取団地前」バス停)から30分ほど上り坂と階段を上がり続けました。
さらに階段を上ることおよそ5分。本殿に到着です(本殿内は撮影禁止です)。
本殿前の十二支の石像。
ここからの景色も絶景。
そして伊勢神宮が見える…かもしれない望遠鏡(要課金)。
本殿前を西へ行くと天空の神社・奥の宮ですが、振り返ってしまいました。本殿って際どいところに建ってるんですねぇ。。
奥の宮への階段。ここを上り切れば、このページの一番上の写真の絶景が見渡せます。
天空の鳥居の東を見ると元町・三宮を見通すことができます。
※公式サイト:高取神社と高取山