公開 : 2022/7/2
大阪取引所の前にはライオン像(天岡均一作)が建つレトロ橋・難波橋(1912年竣工・宗兵蔵設計)が架かっています。またライオンが睨みをきかせていることから「ライオン橋」という別名も付けられています。
ライオン像(天岡均一作)は四隅の親柱にあり、橋の両端の像は「阿吽」の像になっているそう。
橋の高欄と、その向こうには大阪市中央公会堂(1918年竣工、辰野金吾・片岡安設計)が見えます。
高欄
中段には大阪市章、月桂樹の輪(?)、その下にはひょうたんが掘られてますね。ひょうたんは戦国時代、大阪を本拠地とした豊臣秀吉の馬印に由来していると思われます。
大阪は市街地に川が流れていることから、江戸の八百八町に対して八百八橋と言われるほど橋が多く、この難波橋はその代表格ではないでしょうか。
もしみなさんも大阪へ来られることがあれば橋にも注目してみることをオススメします。
※公式サイト:難波橋 (大阪市)