公開 : 2022/7/23
大阪市中央公会堂の西には、ギリシャ神殿を彷彿させる近代建築ビルヂング・大阪府立中之島図書館があります。
学生の頃はよく調べ物で足を運んだものです。ここに来るのは、そのとき以来、えーと……3年ぶりですかね😓
1904年の竣工当時は中央の建物だけでしたが、両側の建物は1922年に増築されたもので、増築部分も含めて国の重要文化財に指定されています。
近づけるだけ近づいて見ました。「大阪図書館」の銘、そしてこの柱。明治建築の贅を尽くしてますね。
現在は北浜の金融街や梅田のオフィス街に近いことからビジネス書を中心に所蔵しており、蔵書数は55万冊とのこと。
この図書館、大阪府の施設なのに、大阪市中央公会堂と大阪市役所の間にあります。この不自然な立地に府と市の間で長らく土地トラブルが続いていましたが、2003年、この辺りの土地が大阪市所有である資料が発見され、トラブルは解消しました。
木々の間から図書館のドーム部分。
この日は扉は開いていたものの休館日で中には入れませんでしたが、中もすごいんです。ドームの下は吹き抜けのエントランスになっており、これがレトロチックなんです。ヨーロッパあたりの図書館をイメージしたのかも知れません。
図書館に用はなくても、大阪を訪れたときは是非見てもらいたいですね。
※公式サイト:大阪府立中之島図書館
中之島図書館の北側に架かる水晶橋(1929年竣工)。
大阪は“八百八橋”といわれるだけに橋は多く、またエモいですね。レトロ橋を見て、渡るだけでも面白そう。
御堂筋に架かる大江橋から見た水晶橋。
※公式サイト:水晶橋 (大阪市建設局道路河川部橋梁課)