公開 : 2021/8/22
不思議な感覚になる駅・鈴蘭台西口駅。
ホームが1面、線路が1線しかありません。もしかして上り線と下り線で別々の場所になっているのかと思ったら、なんと、ホーム1つと線路1線だけで上り下りの電車をさばいているんです。
ホームで電車を待っていると右からも、左からも電車が来るので、慣れていないと自分の乗りたい電車がどれなのかわからなくなります。
鈴蘭台の次の駅が鈴蘭台西口駅。それはわかるのですが、鈴蘭台西口駅の次の駅が西鈴蘭台駅って…思わず「西口と西で何が違うねん!」とツッコみたくなります。ちなみに次の西鈴蘭台駅までは、ここから500mしかありません。
そんな鈴蘭台西口駅。戦前は「鈴蘭ダンスホール前」というオシャレな駅名だったそう。今ではダンスホールはなく、周りは住宅地となっています。
ところで、内田家住宅から鈴蘭台西口駅へ向かう途中で、いかにも「お屋敷」という建物を見つけたので、ここでご紹介します。
個人宅のようなので、じっくり鑑賞はできませんでしたが(しかもここの通りは人通り多い)、見所がいっぱいあります。
まず、白塀と門、家屋の瓦屋根の上部に注目。普通の瓦よりも厚みがあります。これが熨斗瓦っていうものでしょうか。そして門の木目の付き方、上部の欄間も芸術的です。タモリさんなら石垣なども語りそうですね。庭の木も綺麗に刈られています。
蔵の1階部分がガレージにリノベーションされていますが、いかにもお金持ちが住んでいそうな佇まいです。そしてシャッターの前にマイ横断歩道ですよ(違う
裏手の坂道では、塀が階段状に作られています。でも裏手のため熨斗瓦はありませんね。