公開 : 2021/10/17
山の街の住宅街をブラブラしていると、微妙なショッピングモールを見つけました。
その名も「山の街マンモスセンター」。
名前だけなら大型ショッピングモールにも負けない迫力ですが、2階壁面の看板をみると、外れてる文字もあれば、「ス」は今にも落ちそうだし、「セ」も、中途半端に外れ「ヤ」になってるし…。
一歩引いてみるとこんな感じです。
山の街マンモスセンターは1967年開業。開業当初は30店以上のお店が軒を連ねて大変賑わったそう。現在は仕出し屋さんだけが営業中です。
裏側。この建物はもともと商店街のように通り抜けができたそうですが、封鎖されています。
実は、ここにたどり着くまで“コープさん”の宅配の車と何度もすれ違いました。このようなサービスが普及するにつれ、実店舗販売をメインとするマンモスセンターが衰退していったのかも知れませんね。唯一残る仕出し屋さんも配達のみの営業となっています。
塩屋の中野センターを彷彿とさせますね。
表玄関に戻ってきました。
建物のボロさに反して、エントランスの植木が無駄に手入れされてますし、ガラス張りのショーウインドウも綺麗に拭かれています。でも、店舗内は物置になっており営業している感じはありませんでした。
中に入ってみると…シャッター通り。しかもボロボロ。フラッシュ撮影しているので明るいですが、真っ昼間なのに薄暗いです。
突き当たりを左に行くと、通行止めです。
そして右へ、奥へ続く道もあるのですが、ここで唯一営業している仕出し屋さんが作業中だったので、奥へは行けませんでした。その先は、ぼろぼろのアーケードとシャッター通りが続きます。
エントランスの地面には謎の足跡が…。これぞマンモスの足跡ですね。