とも姐の神戸散歩

シップ神戸海岸ビル

〜建物編〜

公開 : 2018/8/5 , 写真追加 : 2021/2/28

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シップ神戸海岸ビル シップ神戸海岸ビル

ビルの壁面には「海岸ビル」との看板が掛けられていますが、現在の正式名称はシップ神戸海岸ビル

1918年に三井物産神戸支店として建てられました。

シップ神戸海岸ビル シップ神戸海岸ビル

国道側から見てみました。(2021年1月撮影)

シップ神戸海岸ビル

南側の玄関付近。(2021年1月撮影)

シップ神戸海岸ビル

1945年には神戸空襲に遭うものの、被害は軽微でした。しかし、ビルの壁には機銃掃射の弾痕が今もクッキリと残っています。

第二次世界大戦の空襲では東京大空襲に次いで被害が大きかったと言われる神戸空襲でも、海岸通の巨大ビルは空襲を免れています。米軍が占領後に使用するために、あえて空襲しなかったという説もありますが、この弾痕は米軍が逃げ惑う市民を狙って撃った証拠でもあります。

シップ神戸海岸ビル

空襲を免れたこの建物も、1995年の阪神・淡路大震災では、全壊判定を受けました。

シップ神戸海岸ビル

その後、建築当時の外壁を残して改築。内部は大きく変わりましたが、外壁や玄関の扉などは建築当時のものが残され、国の登録有形文化財に指定されています。

シップ神戸海岸ビル 商船三井ビルディング

隣の商船三井ビルディングとのツーショット。海岸通を代表する風景ですね。

シップ神戸海岸ビル

上層階はオフィスビルやレストランが入っていますが、1階から4階部分は高級ブランドのショップなどがあるものの、巨大な吹き抜けとなっており、自由に出入りができます。

では、その吹き抜けに入ってみましょう!

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