とも姐の神戸散歩

竹中大工道具館

公開 : 2023/10/15

竹中大工道具館

新幹線新神戸駅から東へ徒歩3分。意識していないと、うっかり通り過ぎてしまいそうな地味な門構え。ここは日本で唯一の大工道具の博物館・竹中大工道具館です。

竹中大工道具館

受付でいただける施設案内のリーフレットと入場券半券。カンナ型が可愛らしいです。半券はそのまま本のしおりにも使えそう。

竹中大工道具館

建物の内部は木造の建物を意識しており、落ちついて見学ができます。道工具だけでも約3万点が収蔵されているそうで、一部は実際に手に取ることもできます。

竹中大工道具館

吹き抜けで展示されているのは奈良の唐招提寺金堂の組み物の実物大模型。

右側の方々、まるで仕込んだかのようなポーズですが、仕込みではありません。(人が映り込んでいないバージョンも撮ったのですが、この写真を選びました)

竹中大工道具館

竹中工務店は2009年に唐招提寺金堂の修復工事で構造設計を担当。そのときに作られたものだそう。その大きさにも圧巻ですし、骨組みの細かな「仕事」に驚かされます。

竹中大工道具館

法隆寺五重塔の模型。模型といっても実物を精密に再現しているので、思わず吸い込まれるように見入ってしまいました。実物もそうですが、この模型を作るのも大変だったに違いありません。高さは1.5mぐらいあります

竹中大工道具館

展示は日本の建物だけではありません。ドイツの木組み模型もありました。もちろん、海外の大工道具も展示されています。しかし、上部の木組み。機械がない時代にこんな複雑に板を切るなんて、まさに神業。

竹中大工道具館

茶室スケルトン模型。
これは京都・大徳寺に現存する玉林院蓑庵さあん(1742年竣工)をモデルとして、壁や建具などを取り除き、骨組みだけを復元したもの。いわばリアルな建物のレントゲンといった感じでしょうか。

竹中大工道具館

見所は柱と柱をつなぐ梁や通し貫の組み方。一見、か弱そうな建物ですが、これらを複雑に組み合わせることによって強い構造にしているのだとか。中に入ることもできます。

竹中大工道具館

一通り展示を見たあとは、そのまま帰る人が多いのですが、ぜひ見てもらいたいのが併設されている和風庭園。

竹中大工道具館

庭にある休憩室。ここへ来る人が少ないので貸し切り状態。トイレもありますし、ここから見る庭園もなかなかのものです。

竹中大工道具館

こちらは本館からガラス越しに見える和風庭園。通常は入ることはできませんが見事な庭園です。向こうに見えるのは、スケルトン茶室のモデルとなった大徳寺玉林院蓑庵を再現した茶室「一滴庵」。年に2回、一般公開されます。

※公式サイト:公益財団法人竹中大工道具館

このエントリーをはてなブックマークに追加

Instagram     YouTube     twitter     Bluesky      Threads
© 2021 Tomo All Rights Reserved.