公開 : 2024/3/3
地図上では新幹線新神戸駅と阪急春日野道駅のほぼ中間に位置するのが、今回ご紹介する旗塚通。1980年に神戸市中央区が誕生する前までは葺合区役所も置かれていました。1995年の阪神淡路大震災では比較的被害は少なく、今でも築70年はありそうなレトロなアパートなどが残っています。
そんな旗塚通にあって、特に目を引くのがゑびす荘。玄関からして昭和です。
そして、ゑびす荘といえば、1階の一室から顔を出すぬいぐるみたち。謎です。Googleストリートビューを見ると、遅くとも2013年には、ぬいぐるみが顔を出していました。
※「ゑびす荘」の住所は厳密には熊内橋通4丁目になりますが、旗塚通と接しているので本稿で紹介しています
旗塚通4丁目エリアは、外壁がオレンジ色のレトロアパートが多く点在しています。もしかすると同じ大家さんなのかも?
レトロアパート群が建ち並ぶ路地。
ツタの絡まる文化住宅!思わず見入ってしまいます
おわかりいただけるだろうか。この写真。「街歩き界隈」では発見率1%といわれる貴重な物件が写ってます。
それは「右目室外機」。ここで出会えるなんて!
マルサ不動産の建物。ビルの上の看板もレトロですが、注目したいのは道路沿いに面した左側の建物。ビル風に見せかけたハリボテのファサード。広義の看板建築ですね
旗塚保育所の看板。レトロなフォントが今見ると新しく感じますね。
ちなみに葺合区役所はこの保育所の海側に隣接していました。