とも姐の神戸散歩

旭の鳥居

公開 : 2022/1/9

旭の鳥居

神戸には初日の出のときだけ、影ができないとの伝説がある、その名も旭の鳥居があります。

それを確かめようとしたのですが、初日の出の時間は寝過ごしたので、元旦の昼下がりに訪れました(^^;)

旭の鳥居

この鳥居の由来は生田神社が布引の砂山いさごやまにあったころの「一の鳥居」だったとか、熊内くもち八幡神社の「一の鳥居」だとか諸説あります。しかし、この鳥居の周囲に、これらの伝承を記したものはありません。公園の片隅にポツンと古い鳥居があるだけです。

旭の鳥居

「初日の出には影ができない」とはいうものの鳥居自体が影の中。そして東側には雲中うんちゅう小学校の校舎が立ちはだかっており、そもそも日の出の太陽の光も届きません。

しかし、昔は本当にそういうことがあったのかも…いや、そもそも、そういう鳥居を物理的に作ることは可能なのか。あの理系の友人に聞いてみました。

旭の鳥居

彼女の回答をまとめると以下の通り

  1. 影を完全になくすことは無理だが、ある条件下であれば「初日の出の時だけ影を最小にする」ことはできるかも知れない。昔の人がその様子を見て「影ができない」と解釈した可能性がある
  2. 「ある条件下」とは、太陽暦の元旦の日の出の方向は千年程度のスパンで見ると毎年ほぼ同じ方向。その方向に対して一直線に鳥居を設置すると初日の出の時にできる影を最小にできる
  3. しかし、この説の弱いところは、昔の日本は月の満ち欠けをもとにした太陰暦が使われており、太陰暦の元旦は、太陽暦の元旦と違って、毎年、太陽が昇る方向が一定ではない。つまり元旦の日の出=初日の出だけ影を最小化させることは難しい

※参考サイト:第15話 かげのできない旭日の鳥居 (神戸市中央区役所)

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