とも姐の神戸散歩

三宮センター街の「神戸百景」

更新 : 2019/9/22

版画家の川西英の作品で「神戸百景」というシリーズがあるのをご存じでしょうか?

作者名やタイトルを知らなくても、神戸の人ならポスターやパンフレットなどで一度はどこかで見たことがあるはず…です。戦前〜1950年代の神戸の街を文字通り「百景」を描いた版画です。

実は三宮センター街では、神戸百景のうち4つの作品を見ることができます。

三宮センター街 神戸百景

当サイトでは三宮センター街にあるタイルアートを紹介していていますが、実は神戸百景の作品も埋め込まれています。

三宮センター街 神戸百景

この錨の絵から正面を見据えると巨大なステンドグラスで復元された川西英氏の作品「港俯瞰」を見ることができます。1936年の神戸の風景です。

三宮センター街 神戸百景

三宮センター街には、もう1か所、地面に川西英氏の作品が埋め込まれた場所があります。

三宮センター街 神戸百景

ここでも、この場に立って正面を見据えてみましょう。今度は神戸の山側を描いた「背山眺望」と名付けられた作品です。1935年の風景です。

洋館がチラホラ見えるので北野町や諏訪山を描いているのでしょうか。現存しない葱坊主の建物も見えます。高架を走るのは今のJR。当時は省線と言ったのでしょうか。

三宮センター街 神戸百景

実は三宮にはもう1か所、「神戸百景」を見られる場所があります。

これまでの作品と違って、ポートタワーや海洋博物館。遠くにはウイングスタジアム神戸らしきものも見えます。実はこの作品、川西英氏の三男・川西祐三郎氏によるもので、1991年に制作されました。

展示場所は三宮センター街東通商店街。神戸マルイとさんプラザを結ぶ連絡橋がビューポイントです。でも、周りの看板に溶け込んでしまって、目立たないのが残念。

ちなみに川西祐三郎氏はミニゴーフルのデザイン缶の絵も手掛けています。

なお、川西英の神戸百景の全作品と未発表作品は神戸市のサイトで全てを見ることができます。また、描かれた場所の現在の写真と地図もチェックできます。
※公式サイト:神戸百景 川西英 百の風景をたどる旅

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