公開 : 2024/12/8
神戸を代表する高級キャバレーとしてその名を知られる「クラブ月世界」。私ごときが足を踏み入れることはないだろうと思っていたら、2024年の神戸モダン建築祭に入っているではないですか!
吹き抜けの天井から流星群のように降り注ぐシャンデリア!
月世界どころか別世界です。
「このステージでカラオケを歌ったら最高やろなぁ」などと思うのはおこがましいにもほどがあります。2024年には桑田佳祐さんが「自身最小キャパ」のライブとして、このステージに立ちました。
ちなみにキャバレーとしての営業は2004年に終了。その後はライブ、イベント、パーティ会場として活用されています。
ということで客席です。
実は臨席では支配人さんが解説してくれていまして「閉店から10年経った今でもキャバレーの予約の電話がかかってくる」とのこと。いかに「月世界」が神戸の社交界に名を馳せていたかがわかります。
別室。キャバレー時代には接待の場として使われていたんでしょうね。
2階席へ上がる階段踊り場のシャンデリア
そして階段。
建物自体は1969年竣工。「キャバレー月世界」の営業開始は1980年開始。阪神淡路大震災でも建物、内装はほぼ無傷だったそうです。
月世界の看板は東門街のシンボルでもあります。
※公式サイト:クラブ月世界