2021年5月に訪れ、ウェブでは、かなりのアクセス数があった垂水廉売市場。その後、どうなっているのだろうと12月のある夜に再び訪れてみました。
この市場は再開発地域にかかり、2022年に取り壊され、2025年には30階建てのタワーマンションに生まれ変わります。
夜と言うこともありますが、ほとんどのお店でシャッターが下ろされています。開いているのは垂水商店街や垂水センター街に近い店だけでした。
市場の中には人通りはありません。
前回は昼間に訪問し、その場で荒れ放題なのがよくわかりましたが、夜だと意外にその荒れっぷりには気付かないものです。でもフラッシュ撮影すると、もう、お化け屋敷かとういうぐらい荒れてます。
市場のほぼ中心、三叉路になっている地点から垂水銀座側を見てみました。
猫が行儀よく、こちらを見ています。そういえば、今回、市場内をお散歩しましたが誰一人として人とすれ違うことはありませんでした。
市場内のシャッターアート。何屋さんなのかはわかりませんが「日曜定休」とあります。でも、この店が開くことはないのかも。
別のお店では、こんな貼り紙も。最後の「ごめんなさい」に、人情味を感じます。
市場内にあるお稲荷さん。額に末廣大明神の文字が読み取れます。
いろんな市場めぐりをしてきましたが、古くからある市場ではお稲荷さんが祀られている例が多いですね。
近所の学生さんが作ったと思われる市場の地図。
この地図は、この地に垂水廉売市場があった記録として残してあげて欲しいような気がします。
市場の事務所(兼住宅?)。
垂水銀座側から。5月に訪れた時は右側の空き地は自転車置き場になっていましたが、今ではフェンスが張られ、空き地には立ち入ることができなくなりました。
垂水銀座側から夜の垂水廉売市場へ入ってみました。