とも姐の神戸散歩

神戸みやげとして売られている数学書

公開 : 2018/07/01

今や全国に展開しているジュンク堂書店は、実は神戸が発祥。そして、その発祥の地こそが三宮センター街に面する三宮店です。

そのジュンク堂書店三宮店の数学書の棚には、神戸みやげとして売られている数学書があるという噂を聞きつけ、数学嫌いな私も「神戸みやげ」として売られているからには一度見ておこうと、数学書の棚を訪れたのです。

素数姫の素数入門

表紙の白衣の女性が手にするのは、神戸ノートの算数帳ではないか。めくってみると、なんと三宮の居酒屋で女性2人が素数の話を語り尽くすという内容。地元民しか知らないような一宮神社から八宮神社の話から、数学界の難問「リーマン予想」を神戸の地形で説明するなど、この本の筆者は神戸ツウであるに違いない!

素数姫の素数入門 素数姫の素数入門

さらに表紙カバーをめくると神戸ノート風の装丁。とことん神戸にこだわっている割には東京の出版社から出版されているのが、また変ですが…。っと、書評はここまでにしておいて、実はこの本の登場人物「小学校時代から算数が苦手」だった「とも」とは、実は私のことだったりします。(;^^)ヘ..

『素数姫の素数入門』は2017年2月にマニアックな映画の本などでお馴染みの洋泉社から出版され、神戸だけではなく全国の書店で発売されました。

本書は丸善ジュンク堂のPR誌『書標』2017年7月号の特集「文系でも楽しめる自然科学」でも紹介されました。

※公式サイト:素数に恋する女

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